Kaz S. Matamura

about Life of Squid, Chicken Y Squicken

アリガト会は2008年9月にたちあげた日本語劇団. こちらで活躍している日本人を集め、公演は英語字幕でどなたでも楽しめる “人情劇団”。 やっとのことで旗揚げ公演は今年の5月母の日の週、瞼の母と決定. 稽古に励んでおります. (ああああ、あと3ヶ月しかないぞー)日本から姉妹劇団の和の輪 城谷小夜子先生が友情出演をしてくれます!

korakuの肉団子定食をのほほーんとたべれるのも一世の努力のお陰だい!

なぜこのロスで日本語劇団なんか、とおもわれるかもしませんが これは戦前戦後渡米し この地で頑張ってくれた ジーちゃんバーちゃんへの 感謝の気持ちを私たちなりに表した劇団なのです.

もう20年近くにもなりますが はじめてロスにきたときは本当にびっくりしました。 当時”ヤオハン”という 巨大マーケットがダウンタウン小東京(いまは若者にはJタウンとよばれていますよ)に堂々とムネをはり 一階は食品、二階は家具、3階はレストランと充実。 移住してきたばかりの私たちには衣食住ホームシックの予防でした。ひじきも布団も竹でできた耳かきもここで買えたのです.

そのあとマーケットのちかくの小東京ビレッジにいき できたてのイマガワ焼きを食べることができ、又感動〜。

こんなに異国で楽な生活をできるのも100年前の人種差別と低賃金にもめげず小東京を築いた鉄道労働者たち、また戦後この小東京に戻り、また1からこの地域を盛り上げてくれた一世の方達のお陰。 どんな難関にも “仕方がないよ”とお互いに言い聞かせてがんばってくれたのです。

そして彼らが 日本文化を忘れないようにね、と地域活性化の思いも含めて始まった”二世週祭り”も今年は第71回を迎えます。

日本ならではの義理と人情を日本語で世界の人に感じて欲しいのもありましたが、アリガト会は 一生懸命働いて昭和大正の劇を観る時間も場所もなかったジーちゃんバーちゃんのために “昔の日本”をタイムマシーンにのっけてもってきたい〜という思いもあるのです。

そんなんでチケット売れるの、とも云われましたが アメリカ人で日本文化に興味あるひとは とっても多いのです. 観客の8割が非日本人に増えています.

もう少し日系の人たちにもプロモしないと本随を忘れちゃってますね. あらあら。

アリガト会のメンバーは“なんでこんなに良い人たちが集まったのおおおおお?”とおもうほど心暖かい人たち。 いっしょに歳をとっていこうね!

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